二代目の石(遺志)を現代に。
千葉県富津市の葬儀社 和葬空間かじやです
昨年の千葉県を襲った二つの台風
それがなかったらこんなこと考えもしなかった
きっかけとは偶然であり、やり終えると必然だったのかと考える
二代目、平野朝次郎が「惚れ惚れする」と愛した四国石
昔から会社の中庭にあり私の幼少期また私の子供が乗って遊んでいた
それと一緒に庭にあるのが佐渡の赤石、朝次郎の妻文子が購入したものだ
昔の人たちはこんな大きな石をどう運んだのだろうか?
そしていくらくらいしたのだろうか?
高級車1台分くらいかな?
いつも当たり前のようにあった石だが
台風で家を建て直すのに邪魔な存在に
処分するにはもったいないので会館に置こうかと発案
しかし皆様ご存じのとおり富津は道が狭くラフターが入れないとのことで
3日後から着工のはずが造園屋がまさかの白旗、さじをなげた
「おいおい職人としてそれはどうなの?」と
この機会を逃したらもう移動できないと
いつもお世話になっている青木石材さんに急遽相談
秋の彼岸で忙しい中、10トンラフターを手配
さすがプロ、ラフターが入った
重さ4トンの石をラフターで見事吊り上げる
世の中、不思議なことがありまして
石を会館に移動したら事前相談、葬儀依頼の連続
さすが商売のカリスマと呼ばれた二代目朝次郎の力はすごい
新たな力に背中を押されコロナで落ちた気持ちが
前向きになりました
まだすべての石が設置されておりませんが年内には完成予定
会館にお越しの際は朝次郎の四国石、文子の佐渡の赤石を
さわってパワーをもらってくださいね
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